ヨコシマなしましまアニメ感想

アニメの感想を、ひたすらに載せていくブログ。ネタバレが基本姿勢。※他所からの引っ越し作業中

推しが武道館いってくれたら死ぬ 第2話「いちばん好きでいたい」感想

 さっそく岡山でのイベントが発生。もうちょい地元愛が欲しいところだけど、これは恋やら愛のすれ違いを見る番組だから、岡山色は特に必要何のかもしれないと思い始めている。

 

今週の内容

スタバ差し込む日の光に、メガネを反射させつつくまさがえりぴよに見せたのは、ちゃむが岡山ガールズフェスタに出場するというチラシだった。早速くまさの手からチラシを捥ぎ取り、イベントの規模と、ランウェイを歩く舞菜の姿を想像して、れお推しのくまさと共に盛り上がったえりぴよだったが、チラシの特別ゲストの欄に出場者未定とあるのを目ざとく見つけ、選抜なら舞菜が出れる確率は低いと、鼻をほじり始める。

くまさもえりぴよも、選抜となれば3トップで常に前列にいるピンクのれお、ブルーノ空音、イエローの眞妃で決まりだろうという事は共有していた。それでも舞菜が選ばれることを想定して一緒に行ってくれというくまさに、えりぴよは、女と一緒ならガールズフェスタも行きやすいだろ言うと言う考えに憤慨し、さらに自分自身もそんな場所へ行けるような服を持ち合わせていないと、開き直って見せる。

そんな騒いでいる二人に、トレイを持って訪れた基は、そのイベントに妹の友人経由でチケットを手に入れたのだと話に加わる。そんな彼に、思わずえりぴよは、ガールズフェスタに出るような友人を持っている妹がいる基を、家族構成の勝ち組なのかと思わず声をあげるのだった。

その後も、ガールズフェスタについて行けないと渋るえりぴよの言い分を聞いていたくまさ達。そこへ、くまさと知り合いらしい男性が声を掛けてきたため、しばらく彼とくまさのやり取りを見ることになるえりぴよ。彼もまた、別のアイドルのファンなのだと知り、くまさから紹介を受けたえりぴよと基も、視線を送る程度の挨拶をするのだった。そこかられおと彼女のファンを続けているくまさの話になり、そこを何故か、本人を差し置いてえりぴよが語り始めるのだった。

舞菜と初めて出会い、ステージから自分に手を振ってもらった事で、目を輝かせていた当時のえりぴよに、声を掛けてステージのあの子は舞菜であることを教えてくれたのがくまさであった。この時、くまさはれおを推している事、れおが以前はインディーズアイドルの端っこにいた事や、今では地下アイドルでもセンターを取っている事を話していたことを交えてはいたが、最後は結局素晴らしい舞菜との出会いだったと締めくくるえりぴよに、彼女らしいと基は諦めたようなため息をする。

ガールズフェスタ当日、最前列の席で並んで座っていたえりぴよとくまさは、後ろに座るおしゃれ女子から場違いだと言われ、肩身の狭さにくまさは頭を抱える。彼を励ましていたえりぴよも、話の流れから、これしか服が無いと言う禁句を叫んでしまい、周囲から舌打ちの雨を食らってしょげる事になってしまう。

イベントが始まり、地下アイドルちゃむは雑誌やローカルテレビに出た事すらない状況であるのに、ランウェイを歩くモデルたちは、雑誌やテレビで見るよりもかわいいという声が上がり、その差にまた沈む二人。しかし、推しが出ていなくても盛り上がるというオタクのモラルに則って、会場の空気に乗っかるために声を掛け始める。しかしおしゃれ女子の様な黄色い声ではなく、オタクらしい全身を使っての大声は周囲を引かせてしまい、何をやっても上手くいかない生き地獄だと、何度目かになる沈んだ表情を浮かべるえりぴよとくまさなのだった。

とうとうちゃむの出番になるが、れおがランウェイを歩き始める中、それに見とれていたくまさは、れおを知らない観客からのつぶやきを聞いてしまい、ここまでアウェイだと逆に声を掛けられないと、うつ向いてしまう。くまさに声を掛けても、動こうとしない事を悟ったえりぴよは、れおに気付いてほしいと心の内で願い始める。

れおが戻ろうと向きを変えようとした時、照明がくまさをてらし、ちょうどくまさ自身が頭を持ち上げたため、彼がいる事に気付く。驚いた表情のあとに、両手の拳を頭上まで上げて、くまの耳の様に見せる彼女特有のレス返しをして見せ、笑顔で去っていくれお。その姿に号泣するくまさに、彼の上腕に手をかざして声を掛けていたえりぴよは、自分にとってこれ以降が大事だと、舞菜の出場を願って緊張感を持ち始める。

れおの次は空音であり、その次は眞妃であった。選抜とは言え、いつも事務所が選ぶのはセンターの3人だと知っているえりぴよは、選ばれた彼女たちよりも、グループ内格差を作る事務所が悪いのだと割り切り、それでも、舞菜が出る可能性があるなら、自分はそこに駆け付けるのだと、舞菜推しならではの決心と同時に、今回も諦めてくまさに声を掛ける。

くまさからまだ終わっていないと指をさされたえりぴよは、舞菜の名がスクリーンに映し出されているのを見て息をのみ、ランウェイを歩く舞菜に見とれながらも名を呼ぶことに成功する。

舞菜は、いつも通りの大人しそうな笑顔で歩いていたが、えりぴよに名を呼ばれ驚いた表情をして、涙を拭いつつ戻っていく。えりぴよは舞菜に嫌がられたかと狼狽えるが、舞菜はグッツのTシャツを着てイベントに来てくれた事に気付いており、舞台裏でれおに抱きしめられながら、えりぴよに自分を推しに選んでくれたことに感謝していたのだった。

推しがランウェイを歩くといういつもは無い光景を見れたえりぴよとくまさは、その後も推しではない子達にも声を張り上げてエールを送り、イベントは終了した。その夜に舞菜自身がオフィシャルサイトを通じて今回のイベントについてコメント出しているのを読んだえりぴよは、服のサイズの関係で舞菜が選ばれたことを知るが、謙虚にそう言った事もコメントに書いてしまう舞菜の人柄愛おしさを感じ、とっても幸せでしたという一文に感極まって、ベランダに出て、夜空に向かって舞菜への愛を叫んでしまうのだった。

またもやスタバに集まっていたえりぴよと基に、くまさはれおからのファンレターのお返しが来たと自慢する。素直に羨ましそうに返す基に対し、えりぴよは関心のない返事を返していた。さらに二人の違いはファンレターを出しているかどうかにも及び、基は返事が来ないと心配そうにし、えりぴよは握手会などで合えるだろうという考えから、ファンレターを出していないのであった。

事務所では、グッツの袋詰めを行いながら、舞菜から聞かれたファンとの恋愛について、れおは他のファンを裏切る事になるのではと返している最中だった。それを踏まえて自分のファンの事を考えた舞菜は、単純に自分を推してくれるのはえりぴ余だけだだったと、思い返しては少し複雑な気持ちになるのだった。

一緒に作業をしていたイメージカラーが緑の横田文にも、れおはファンとの恋愛について話を振ったが、考えて事も無かったと返されて終わってしまい、バイトがある文は、ホワイトカラーの寺本優佳が来るからと、あとの作業は任せて先に退出していく。しかし文がしていたのは、優佳分のグッツを袋詰めしていたのだった。

そのころ、当の優佳は、出かけるためにバックまで下げた状態で、ゴキブリを発見してしまい、恐れおののいていたのだった。

もうすぐ優佳が来ると文から聞いていたれおと舞菜だったが、次に事務所に現れたのは空音だった。優佳は家にゴキブリが出たから遅れると言う連絡を、今度は空音から聞かされたれおと舞菜は、優佳の思惑を掴みかねていたが、空音は昨日の夜に、優佳とラインのやり取りがあった事をあげて、間違えたのだろうとあっさりとしていた。

優佳らしいという苦笑をする二人を横目に、空音はファンレターを探し始め、れおもその流れに乗る。ファンからの手紙が来る二人に対し、舞菜はもらった事が無いと沈むが、れおと空音は意外そうに反応し、熱狂的な舞菜のファンであるえりぴよからも貰っていないのかと確認して、舞菜が手紙を欲しがっている事をどうやって伝えようかと作戦を立て始める。手紙なら、いつもは言えないような素直な気持ちを、えりぴよに伝えられるはずだと考える舞菜は、空音がライブ中に話を振ってくれると言う提案に、嬉しそうに応じるのだった。

事務所に行くのを遅らせた優佳は、ゴキブリが入って行った冷蔵庫の影から、奴が出てこない様にと、冷蔵庫と壁の間をガムテープで目張りすることで対処していたが、今度はカメムシが家に入ってきている事に気付いてしまい、不法侵入だと叫んでいた。

ガールズフェスタに出ていた眞妃は、水守ゆめ莉と一緒に人気のないホームでささやき合い、二人の世界に浸っていた。ゆめ莉と手を繋げたところで、ゆめ莉の携帯に優佳からのラインが届き、雰囲気が台無しになってしまった事に、眞妃は眉を下げる。そして、優佳のラインの内容に、二人して何故送られてきたのか分からず、戸惑うのだった。

定期公演当日。約束した通り、空音はMCの中で今欲しいものを無理やり話題に挙げ、優佳が空気を読まずに割り込むのを無視する勢いで、これを舞菜に投げかける。舞菜もファンからの手紙だと言おうとして、えりぴよなら読むのに二年くらいかかりそうな、極太の巻物状の手紙を作ったり、万札に手紙を書いて渡してきそうだと思い至り、彼女の負担にならない方法を必死に考え始める。

舞菜が考えついたのは、もうすぐ七夕という事もあって短冊という形になった。しかしファンからの願い事を託されるのかと内心で突っ込む眞妃や、舞菜の短冊という答えに、必死に話を合わせる空音の声がする中、えりぴよは思考を巡らせていたため、くまさは笹ごとという大きなものや、万札を短冊にするアイディアは辞めるように、あらかじめ彼女にくぎを打っておくのだった。

翌週のライブ後、初めてのファンレターもとい短冊をくまさ達にみせるえりぴよ。しかしその封筒が膨らんでいる厚さから、かまぼこ板に書いたのかと突っ込むくまさ。中身はちゃんと短冊100枚で、願い事を書いたのだと中身を披露するえりぴよに、汚い願望も駄々洩れだと言葉を失う基。しかしその汚い願望も込められた短冊は、退館するように声を掛けて回っていた係員の室田に預けられてしまうのだった。

メンバー達への贈り物をチェックしていた三崎の元に、えりぴよの短冊を持ってきた室田は、ひとまずチェックしなければと封筒をハサミで開封する。三崎は優佳宛てに届いていた協力殺虫剤を手に取っていたところ、ネズミが姿を現したため、思わずネズミに向かって噴射する。しかしネズミはにげ周り、驚いて避けようとした室田はバランスを崩して、えりぴよの短冊から手を放してしまい、短冊は窓の外へ、風に吹かれて舞ってしまうのだった。

そんなことを知らず、舞菜はえりぴよからの手紙が来るかと期待し、えりぴよは舞菜から返事が来ないかと期待していたのだった。

 

ここから感想

しかし基って、イベントに出るくらい可愛いくて、親しい友達いる妹までいるのか…えりぴよとくまさから見たらリア充だな。てか、公式HPに出てる、その妹さんの方も空音に似ているのだが…何故ドルオタになったのか、その話もセットで見せていただきたい。

そして、本格的にすれ違い恋愛ものになってきた本作。えりぴよのファンレターを書かない理由も、単に接触したいという前のめりな考え方からきている様子だったので、これがすれ違いの大元だろうと察せられた。今週は、今までは遠慮がちだった舞菜が、せっかく周りを巻き込んで自己主張して、それに応える形でえりぴよも動いたにもかかわらず、今回の短冊もアクシデントで舞菜の手元には届かないとくれば、さすがの舞菜も、来週あたりにはえりぴよにさらなる塩対応をするのではと想像できてしまい、ハラハラしてしまう。

これくらいのテンポで行ってくれれば見れるのに、普通のアイドルものの作品が軒並み見れなかったのは何故だろうね。ふしぎだね。

 

にほんブログ村 アニメブログ アニメ感想へ